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2004年 12月 17日
12月17日金曜日。 ここ数日、熱をだして寝込んだり、長時間作業に向かったりと、ほとんど家に居た。ちょっと気分転換をしたくなったので、今日の午後はみじゅの散歩も兼ねて、三人で三浦方面の海辺へ出掛けてみることにした。 国道134号線沿いを南に三浦方面へ向かうと、葉山や秋谷よりさらに時間の流れがゆったりと感じられるようになる。砂浜は広くなり、辺りに高い建物がぐっと少なくなるせいか、空がより広く近い。高い崖の上にはぽつんと別荘らしき家などがあり、その崖伝いに視線を移していくと、大抵、海に迫り出した岬に行き着く。それは、どこかの外国の外れの海岸のようでもあり、人気がないことで感じるちょっとした孤立感が、かえってくつろぎの感覚を生み出したりもしている。そんな感覚を求めて、時々思い出したように、出掛けたりするのだ。 家を出てしばらく車を走らせると、辺り一面は畑になった。その広大な畑の中をまっすぐ伸びる道の先には海が見え、その水面に午後の太陽の光が粒となって反射している。 浜へ出ると車を降り、そこから続く岬の先端に向かう。みじゅが裸足で歩き回るので、貝殻で足を傷つけはしないかと心配になるが、そんな心配をよそにみじゅはあちらこちらで、両手いっぱいに貝殻をすくい上げては、僕も許にやってきて嬉しそうに手渡そうとしたりしている。通りすがりの地元の人が連れていた犬を見ては鳴き真似をして遠巻きに観察したり、落ちる夕陽に「バーイ」と言って手を振ってみたり、次の瞬間「き!き!」と言って空に浮かんでいる月を指差したりと、やはり、与えられた遊びではなく、自分で色々なものを見つけだすことが出来る自然の中での遊びには飽きることが無いようだ。 日が落ちると急に寒くなったので、近くにあった海の見えるレストランであたたかいコーヒーを飲み、家路についた。
by tsuki-no-kodomo
| 2004-12-17 23:24
| 海辺の子育て日記
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